お命日

自分でいうのもなんですが、私は自分の車をわりと大事にするほうです

ついてしまえば仕方ないとあきらめるけど、あえて自分でキズをつけるようなことはしません
自分がうっかりしている自覚がある分、注意してます

だけど、去年の今日は、まったく無頓着にキズをつけてしまった

そうしたことさえ記憶の中から消えてしまっていたほどうろたえていました

二晩眠ってなかったせいかもしれないし、数ヶ月前からの疲労がたまっていたせいかもしれない

でもあの時はそんなことも、ぜんぶ忘れてました
ただ急がなきゃ間に合わない間に合わないと走っただけでした

結局、臨終には間に合わなかったのだけれど


ずいぶん経ってから、自分の車の白いボディに、赤い塗装がついていることに気がつきました

それは、仕事用に借りている駐車場の出入口に備え付けられている出庫管理のためのバーの、赤い塗装だと気づくまでに、しばらくかかりました

それでも…間に合わなかったんだなぁ




バーが壊れてなくてよかった

そんなことも思い及ぶことができるようになったのにも、時間の流れを感じます


土日は仕事なので、少し前の金曜日にお墓参りをすませてきました
ばあばお得意のチラシを指差して「おばあちゃん、これにする。おんしはどうする?」の不二家さんで、ペコちゃんのほっぺを買って、お供えしてきました

折しも、旧暦のお花の日だったので、甘茶をもらって帰ってきました