てきとうスパゲキ〜

晩ご飯のリクエストを聞いたら「スパゲキ〜でええよ」とのお返事

らじゃ!

ツナ缶をフライパンで炒めて、そこへ玉葱、しめじを投入
じゃじゃっと炒めて塩コショウ

市販のトマトソース(バジル風味)を投入
パスタを茹でている茹で汁を適宜足して、醤油で味を決めたら

できあがり〜

なんててきとうスパゲキ〜
でも、おいしい!

(スパゲキ〜とは、ばあば語)

カボチャも、ほこほこで大当たりでした


本日の読書

仕事関係で読んでみた
おもしろかったです
私も晩嬢のひとりなのかな?

晩嬢という生き方

晩嬢という生き方

『負け犬の遠吠え』
負け犬の遠吠え

負け犬の遠吠え

は、作者の酒井さんの主観が表に出た文学作品という印象がありますが、
『晩嬢という生き方』はアンケートを元にしているから、基本はデータ解析本なんですけど、ところどころに山本さんの主観が入っていて、それがちょこちょこっとスパイスが効いている印象を受けました
でも、ひとつ気になったのは。。。晩嬢に対して、晩夫ってのはどうなんだろう?
気になるのはわたしだけかなあ
晩男子とか、なんかうまい言葉は他にはないのかね
晩士?う〜ん、むつかしい



もう一冊

傑作だと思いました
作者である藤原すずさんがあとがきで書いてみえることが、この本を表すのに一番よいと思われるので、少し引用させていただきます

(略)この本には「がんの治し方」は書いてありません。
「家族ががんになったらこうやって過ごせばいいんだよ」というマニュアル本でもありません。
すずちゃんたち家族は、お別れまでの時間をゆっくり過ごすことを選びましたが、それが正しいわけではありません。病気の種類や大切にしたいものによって、がんにはいろいろなつきあい方があります。
こういう過ごし方もあるんだと、ひとつの例としてとらえていただけたら幸いです。
「もうすぐ死んでしまうかもしれない」と宣告された人と向き合うのは怖いし、つらいし、悲しいです。「奇跡が起こるんじゃないか」という期待を捨てきれないのに、いっしょに過ごせそうな時間を数えてしまう。生きていてほしいのに、看病が嫌になったりもする。希望と現実のあいだで矛盾を抱えて過ごすのは、心と体が疲れます。
そんなときにこの本で、「自分だけじゃないんだ」と、ほんのちょっぴりでも気持ちを楽にしてもらえたらー。そんな想いで描きました。(略)
『おかあさんががんになっちゃった』藤原すず著 あとがきより引用

おかあさんががんになっちゃった

おかあさんががんになっちゃった

この本が傑作だと思うのは、かなしい思いだけで出来ている本ではないということです
すずちゃんのちょっととぼけていて、でもとっても素直なところや
お父さんやしまくんの大ボケっぷりや、みんなの温かさがコミカルに描かれています
そして一番は、お母さんの人としての魅力
すっかりやられちゃいました
みんな、お母さんのことが大好きなんだなって、納得しちゃうくらい素敵な人です
私もこの本を読んだら、お母さんのことが大好きになってしまいました

もしも、もしも
自分が同じような境遇になったら、すずちゃんのお母さんのようになれるかな
なれるといいな

たった今からでも、心豊かに暮らすことを目標にしよう
それは今からでも、決して遅すぎることじゃない

そう思えた本でした