こんがり

nonchikoさんのところで拝見してから、ずっと気になっていたホットドック
昨日の夜、思い立って作ってみました

ほんとはキャベツを炒めてカレー味にしたかったんだけど(nonchikoさん流)思い立ってだったので、カレー粉がなかった(*_*)
残念、次回はぜひ

なのでキャベツの千切りは生のままにしました
ソーセージを軽く炒めて、粗熱がとれたら、キャベツをはさんだパンにつめて、上からとろけるチーズをぱらりぱらり

トースターでこんがり焼いてみましたよ

おいち〜(^O^)←手前味噌だ〜



本日の読書

ふと、テレビで見かけた酒井阿闍梨さんのお人柄にすっかり魅せられてしまい、手に取った一冊
有名な方なんですねえ
失礼ながら、存じ上げませんでした
記録に残っている中でも未だ3人しか満行したことがないという二千日回峰行を行った、大阿闍梨さんです
一口に二千日回峰行といっても、その行程は並大抵のものには、到底達成することができないものだとよくわかりました
最後の方の解説を読んで、気が遠くなりました
まず、千日回峰行からして、難行なのです
一日に約40キロの山道を、7,8時間かけて礼拝するのです
行程の中にある御堂だけでなく、草木や石ころに至る森羅万象生きとし生けるものに仏性があるという天台宗の教えにより、40キロの行程で出会う全てのものに礼拝しながら、行者は千日間歩くのです
そして、回峰行は「行不退」
たとえいかなる理由であれど、行を中断することはできない
もし行を中断するようなことがあれば、自ら命を断たなければならない
そのために死出紐と短刀を持ち歩きます
そして、もちろん途中で何らかの理由で命が尽きることもあります
酒井阿闍梨さんは、回峰中いつも10万円のお金を持ち歩いたそうです
行中のどこかで自分が死んだときは、これで死体の始末をしてください、ということからだそうです
なんとまあ、言葉を失いました

こんな厳しい行を、なぜ2度も満行されたのでしょう
強い強い意志の持ち主なのでしょうか
酒井阿闍梨さんのふとした一言からは、そんな意気込みや勢いは感じられず
むしろ飄々として、その奥深くにある力強さを感じます
ただひたすら、無心に拝む
生きとし生けるすべてのものに感謝し祈りながら、ただひたすらに
そんな印象を受けました

私は特に信仰している宗教はありませんが、酒井阿闍梨さんの言葉には深い感銘をうけたことは確かです
何度も読み返したい一冊だなあ
そしてますます酒井阿闍梨さんの人柄にふれさせて頂きたくなりました
おそれおおいことですが

二千日回峰行―大阿闍梨・酒井雄哉の世界

二千日回峰行―大阿闍梨・酒井雄哉の世界

酒井阿闍梨さんの近くをちょこちょこついてまわっている白い犬さんが気になりました
つかずはなれず、大切な人を見守るように