うきゃーっ

お誕生日月間つづきます
ありがとうございます(^○^)

金魚ちゃんたちは、アップにするとますます可愛い

ん?
これは、この顔は。。。あれでは、あれ、あれ←出てこない
ほら!たけしさんが、昔やってた工事現場のおっさんの格好したギャグの(>_<)
く〜っ、思い出せない!くやちい


本日の読書

ぼんやり生きてはもったいない

ぼんやり生きてはもったいない

数年前に大病を患い、今も闘病中の岸本さん
この方の真摯な生きかたに憧れます
この本は、何章かのエッセイが集められて一冊となっていますが、中でも「嫌いという関係」と「別れた後で」という章が、心に残ったかな

たぶんこの二つの章は、本を紹介(書評エッセイ?)するという内容のエッセイとして書かれたと思います
「嫌いという関係」では『ひとを〈嫌う〉ということ』(中島義道 著)を取り上げてみえます

ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)

ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)

人を嫌うことは、自分とも向き合うという難しいことだと思います
だって、人を嫌うという自分を認めないといけないから
あー、むつかしい!
岸本さんは、嫌いという感情を大切にすることと仰ってた
『ひとを〈嫌う〉ということ』で中島さんが言ってみえるのは、人を嫌うということは、人を好きになることと同じくらい自然なことであるということ
認めることはとても難しいけれど、受け止める勇気も持っていたいですね

「別れた後で」では、『だからあなたは今でもひとり』(ジョン・グレイ 著)を取り上げてみえます

だからあなたは今でもひとり

だからあなたは今でもひとり

これは、一見恋愛観の本に思われる・・・というか、そのまんまかな?
男女間の別れをテーマに、別離、死別、離婚、ともかく別れた後で心が再生するためのプロセスを筆者である精神科医ジョン・グレイ博士が30年あまりの経験から書かれた本
グレイ博士ご自身も離婚経験者だそうです
ふと思ったのは、これは男女間に限らず、親子でも友達でも職場の同僚どうしでも、どんな場合の別れにも、立ち直るためのプロセスとして当てはまる部分があるのではないかと

以下引用

再出発のためには、まず、別れにつきまとう感情を、とことん感じることと、著者はいう。(中略)
ただし、悲しむだけではだめで、「怒り」「寂しさ」「恐れ」「悲しみ」この四つの感情のそれぞれを等しく、バランスよく経験したときに、癒しの効果はもっともあがるという。
(『ぼんやり生きてはもったいない』P225より引用)

そして、岸本さんが心に残ったと、書き記してみえる部分

他人を非難していいのは、その人が過ちを犯したときであり、自分が苦しいときではないのだ
傷をつけたのは別れた相手かも知れないが、その傷を癒す責任は、あなたのほうにある
まず自分を愛し、そのうえで愛される価値を感じるほうが、健全な関係を築くことになる
(『ぼんやり生きてはもったいない』P227より引用)

ということを、ぴったんこカンカン(杉田さんと高橋さんの←そこか!)を見てたら、「あ!これはまさしく今読んでる本にリンク!」と思いつき書いたら、思いもよらずマジメな文章になってしまった

岸本さんのエッセイで、特に本を紹介されているエッセイが好きなのですが、決して押し付けるわけではないのに、ご自身の意見をきちんと仰っている、その潔い姿勢みたいなものが、たぶん好きなのです