今年も大晦日はぱたぱたぱた 29.0%

つくる!

つくる!

つくる!

つくる!

つくる〜\(゜ロ\)(/ロ゜)/

このほかタタキゴボウ、数の子、だし巻き、金時豆、かしわを焼いて、ホタテを炊いて・・・
お重に盛り付けまで終えたのは、結局4時すぎでした
私がまだ二十歳そこそこの頃に、お世話になったバイト先の喫茶店のマスターとママさんに毎年拙いおせち料理をお歳暮に届けます
マスターは最長老のボーイフレンドで、御年98歳(!)お店をたたまれたと聞いていたけれど、なかなかおうちには伺うことができませんでした
一年に一度、感謝を込めて
豪華なものは何一つ入ってないし、素人が作るおせちだから決しておいしいとはいえないものだけれど、何十年とお店をされていてこの時期が稼ぎ時だったお二人には「懐かしい、家庭の味」と言ってもらえます
それがうれしくて、作り続けてもう何年くらいかな?
もはや、おせち作りが楽しいというほうが強いんだけど
おせちって、和食の基本がぎゅっと凝縮されているように思います
これさえ出来れば、大抵の応用が利くと思う
お味噌汁とおせち料理の作り方さえ覚えれば、十分のような気がします
マスターのお好きなきんぴらゴボウは、サービスで山盛りてんこ盛り
きんぴらごぼうを本当にゴボウの皮を削ることから始めると、針のような細さに刻んだり、酢水に一晩さらしたり、家庭料理の代表みたいにされてるけど、私にはすごく手間のかかる料理に感じます(掌の至るところにアカギレの出来るこの時期、ゴボウの灰汁は傷を悪化させます。それも手間のひとつかな)
それだけ、作り甲斐もあるんだけど
だから、このきんぴらゴボウを「おいしい」と食べてくれる人は、手放しで「食べて!どんどん食べて!」と言いたくなる
めっさうれしい
それこそ、自己満足ですけどねえ(^_^;)

久しぶりにお会いしたら
お二人とも、少しやせられた(少し体調を崩されたそうです)
一緒に働かせてもらっていた頃だって、マスターは90歳近くて(94歳くらいまで現役ドライバーでした。県下で最高齢ドライバーでは?と言われていた)十分大きいお年だったんだけど、まだまだ現役感たっぷりだったのに・・・
ママさんと「時間が経つのはあっという間だねえ」というお話をしました
久しぶりにママさんが淹れてくださったコーヒー(私のコーヒー好きルーツはこのコーヒー。元々母が通っていた喫茶店で、小学生の頃からお供していた。その頃はチョコパフェ専門でした。)を頂きました
おいしかったなあ
来年もまた、お届けすることができますように
「お互い、元気でいようね!」と手を振って別れました


それからお友達のところへ寄って、おせちを少し届けたら、色々なおうちのおせちがそこんちに集まってきて「食べ比べができるよ!」と、寄る人たちと”おせち食べ比べ大会ぱふぱふ
おもしろかった!!
特に黒豆の味付けや固さやぷっくり感の違い
お砂糖のきいたお豆もあれば、お醤油のきいたお豆もあって、ぷっくぷくの料亭のようなお豆もあれば、しわくちゃの固煮のお豆もあります
いや〜、勉強になります
これ、すごくおもしろいから機会があったら、ぜひとも皆さんもお友達やご近所さんと試してみてください
お煮しめやなますひとつとっても、作り方からして違うの
(うちは煮合えといって、なますだけど大根も人参も塩でころさずに湯がいてしまうのです。炒めるというおうちもありました。オーソドックスなのは、塩でころすのかな?)

そんなことで盛り上がってたら・・・夜が明けた
お正月って、そういうものですよね
初詣にはまだ行っていません


そそっかしくてあぶなっかしいワタクシをいつも見守って下さる皆様、そして、はてなでお友達になって下さった皆様、不器用ゆえに気づかないうちに迷惑をたくさんおかけしていると思います
一年分のごめんなさいをここで、ぺこり_(_^_)_
今年も一年本当にありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いします

本日の読書

鮨を極める (The New Fifties)

鮨を極める (The New Fifties)