旅にでよう 28.5% 16575歩

昨日、底冷えする身体を温めて眠ったところ、起きたら風邪も治った!?
元気百倍で、お買物とウィリアム・モリス展に行くことにしました
その前に普段は乗らない地下鉄の路線に乗って、以前から行きたかったパン屋さんへ
入ってすぐに、いがらしろみさんのコンフィチュールが置かれていることに目がいってしまった!
(むむむ、これはなかなかあたりっぽい?)
食べる前から、そんな予感がするのもどうなんだ?ですが・・・あたりでした!
フランス系ですが、ハードなバゲットがバリバリしててうまい〜
明日は、デニッシュ系のパンを食べてみようと思います(←たくさん買い込んだ)

さて、楽しみにしていたウィリアム・モリス展の前にキケンと承知で日本の職人展に行ってしまった・・・
ぜったいにほしくなるほしくなる(>_<)←わかっていても避けられない

デパートの商品券積み立てが満期になっていたこともあって、ちょっと大船に乗ってしまいました
これ、ほしかったんだ
この形、実にスマートだわ
手持ちの一澤帆布トートの底に、ぴったり入るところもうれしいわ
白木と塗りとでずいぶん迷ったのですが、2代目職人である息子さんや売り子さんのアドバイスを伺って、塗りに決めました
「一生ものですもんね」
と、みんなで納得(みんなで?)
会計もすませて、ほこほこした気持ちで帰ろうとしたところ
それまではずっと話しに加わらずに寡黙に仕事に励んでいらした職人が
「いい旅をしなよう〜」
にっこり、一言
(・_・)不覚にもワタクシ、一瞬きょとんとしてしまいました
何のことを言われたのかわからなかった、次の瞬間

ああ!!ああ!!
そういうことね、そうかそうか

売り子さんや、2代目職人である息子さんとお話しているときに「今は自分で使っていても、お客さんがみえたときの器用にお母さんに貸してあげてもいいし、結婚したら旦那さんのお弁当に持たせてあげてもいいし、子どもが出来たらその子に受け継いでもらって、そうやって何代にも渡って使ってね」と言われたのでした

職人の仰った「いい旅」とは、人生の旅のことだったんだ
なんだか、じーんときました
こういう一つの技を磨いて、己を磨いてきた人の言葉には、深い意味が込められているんだなあ、と
たぶん職人は、そんなに深い意味で仰ったのではないのかもしれません
ご自分の作られたものを「買ってくれてありがとね、大事に使ってね」それくらいのことだったのかも
でも、その言葉は響きました
私はこのわっぱと共に暮らしていくんだな、旅していくんだな、それが「いい旅」なら、なおさらうれしい

この先、私はどういう人生を送るか、今でもまったく先は見えないけれど
人は生きている限り旅の途中・・・自分で思っていたことを他の人からも言われるのはとてもうれしい
それが、職人からいただいた言葉ということがさらにうれしい!
「Bon Voyage!よい旅を!」の言葉どおり、人生の旅にでようと思います

(^_^;)なんて、かっこよくはいかないとは思いますけど
気持ちだけは前向きに

職人のお名前は柴田慶信さんと仰います
柴田慶信商店は大舘にあります


白木のものを後から塗りをかけてくれたり、塗りがはげたらまた塗ってくれるアフターサービスもしてくださるとのこと
至れり尽くせりでございます
大事につかおう
わっぱ職人の笑顔とともに大切にしよう

ウィリアム・モリスは大好きな「苺泥棒」が見ることが出来て、そのほかにも「にゃー!にゃー!」心の中で興奮して見てきました♪
よかった


本日の読書

たしか、この2冊で読みました

天然生活 2005年 10月号

天然生活 2005年 10月号

いがらしろみさん
見ているだけで楽しい

ジャムのお菓子―作っておけば、いつでもおいしい (AC mook)

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