ハマってるもの 27.5%

それは信州名物「おやき」
おいしいの、すごく
おまんじゅうの皮とか中華まんの皮とか好きなんだけど、あれと似た路線ですな

おやきに使う粉は基本的には小麦粉なので、蕎麦アレルギーやお米アレルギーの人にも、主食として食べられるからおすすめ
(などと言いつつ、本日の画像のおやきは蕎麦粉入りでした!すません)

中のあん(具)が、茄子や野沢菜や南瓜だから、しっかりごはん代わりにもなりますぞ
今日も、お昼ごはんにおやきを食べました(昨日、蕎麦食いのついでに買って来た)

でね、色々研究してみた

おばあちゃんのお茶うけ―信州の漬物・おやつ・郷土料理240品

おばあちゃんのお茶うけ―信州の漬物・おやつ・郷土料理240品

おばあちゃんのお茶うけ (Part2)

おばあちゃんのお茶うけ (Part2)

この表紙のかわいさといったら!

この本は、信州各地のおばあちゃんのお茶時間事情を、詳細に訪ね歩いたものです
みなさん、すぐお隣に住んでみえるような信州のおばあちゃんばかり
なのに、お茶うけ作りの名人たちなのです

本家に遊びに行くと、ごはんのおかずに出してもらったり、帰りに持たせてもらうお漬物とかに似てるんだな〜

もちろんおやきも何種類か出てまいりますよ
でもね、それぞれのご家庭に寄って作り方が微妙に違うのです

おそらくですが、昔ながらの方法は「囲炉裏端で、鉄鍋で焼いてから、灰の中に入れて焼く」灰焼きという方法だと思う(違ってたらすいません)

でも、現代では囲炉裏があるおうち自体が少ないですから、フライパンで焼いてから蒸し器で蒸す方法や、フライパンで焼いてからオーブンで焼く方法が出てきたんですねえ

おもしろかったのは、この本に登場するおばあちゃんのうちのお一人が
「最近は、おやきはかたくて食べにくいから、もっぱらおまんじゅうにしてる」
と仰っていて、おばあちゃんの「おまんじゅう」なるものは「おやき」とどう違うのだ?と思ったら、材料とか中に入れるアンとかは一緒なのに、何が違うかというと「焼かない」というところ
どのおやきにも共通していたのは、先に焼いてこんがり焦げ目をつけてから、灰の中なり、蒸し器なりに入れるのですが、このおばあちゃんが「おまんじゅう」と仰っていたものは「焼かずに、蒸し器で即蒸しあげる」という方法でした

なるほどねえ〜
「おやき」の名称どおり、まずは「焼く」のかな?

そんなことを思っていたら、小布施の浄光寺さんのHPでお寺名物のお八起(これは浄光寺さん独特の名称なんですって)の通販をされていることまで発見してしまった!
気になる〜

おやき道は奥が深いよ

とりあえず、自分でも作れそうなレシピを発見しました
(信州のおばあちゃんたちは、ご自分の味をすでに持ってみえるため、レシピというものは存在しないみたい。作り方は教えてもらえても、分量とかは「てきとう」なんですね(^_^;)やはりね〜私もマイおやきを習得したい!)

山本麗子の信州って、いつもおいしいね。

山本麗子の信州って、いつもおいしいね。

料理家の山本麗子さんは、信州がすっかり気に入ってしまって移住(東京と往復されているそうですが)されたとのこと
うらやましいなあ♪
この本には、山本さんが「昔ながらの方法はむつかしいから(囲炉裏がないとねえ)」ということで考え出されたレシピが載ってます
ドライイーストを加える方法なのですが、参考にさせて頂いて一度チャレンジしてみようと思ってます




昨日は、りんごジャムをコトコト炊きました
りんご5玉
砂糖200グラム
ハチミツ20グラム
レモン2個

・りんごは皮を剥いて銀杏切りにして、薄い塩水にさらしておく
・分量の砂糖を水気を切ったりんごにまぶして、少しおいてなじませる
・最初は中火から強火、煮立ったら灰汁をとりながら弱火でコトコト
・仕上げに味をみて、ハチミツ(甘さはお好みで、今回は20グラムにしました)とレモンの絞り汁を加えてひとまぜ
・冷めたら、使う分量以外は小分けにして冷凍(食べるときに自然解凍でOK)
今朝、トーストに乗っけたら、とてもおいちかった


これからコトコト煮ますの図
こういうときは、やはりル・クルーゼさんですな
たよりになる!