はやたろう

信州信濃の光前寺
早太郎にはしらせるな

早太郎は山犬の子です

幼い頃の私が、大好きでいつも聞いていたカセット日本むかしばなし
講談社から出ていて、絵本とカセットがセットになったもので、
世界のおはなしと日本のむかしばなしが別々になっていました
日本むかしばなしを再話されていたのが松谷みよ子さん
朗読されている方々も豪華で、たしか「はやたろう」は宇野重吉さんが朗読されていました
前述のくだりは、その朗読テープをいまでも暗記しているもの
宇野さんのはやたろうは、おそろしさと物悲しさと、はやたろうの心根にうたれるもので
演劇について素人の私がこんなこというのはおこがましいですが、宇野さんがどんなに素晴らしい演劇人かということはよくわかりました
子ども心にも胸にせまる朗読でした
おはなしの最後で、はやたろうが和尚さんのもとへ戻って、一声ないて息をひきとる場面ではいつも泣いてました
今、CDとかで復活してくれたら全巻ほしい〜
大人買い(大人になってるし)するのになあ

うちの両親は共働きで、夜遅くまで働いていたので、母から本を読んでもらった覚えはないです
祖母からは、眠るときにたくさんお話を聞きました
でも、このカセットテープと絵本セットを買ってくれた母にはいまでも感謝
姉とテープがすり切れるまで聞いていた覚えがあります
旅行に行ったときもテープを聞きながらだったので、車を買い替えたときにいくつか行方不明になってしまいましたが、何本かは手元に残っています

今回の旅で、はやたろうが長野県の駒ヶ根市に実際に伝わる物語ということがわかって、お寺にもお参りすることができて、感無量でございました


そして
ローメン、初めてのお味

麺が、なんともいえない食感
焼きそばでも、ラーメンでもなく、そばでもなく、うーん不思議